ロルフィングは“全身の結合組織（筋膜・筋肉・腱・靭帯）に働きかけ、これらを本来あるべき位置に戻す”という理論のもと開発されたボディワークです。結合組織が本来あるべき位置におさまると、骨格もそれに従って自然と位置を修正します。
身体が、地面に対して垂直な軸を中心に、前後、左右、上下に、バランスが取れると、重力は身体を通り抜け、身体はより軽く感じ、より統合された身体の動きになります。
ロルフィングに早く取りかかれば取りかかるほど、“クライアントはより長く良い姿勢、高い柔軟性、高い自己表現力を持って、人生を楽しむことができる”のです。
ロルフィングは赤ちゃんからお年寄りまで、どの世代の人にも受ける価値があるのです。
アイダ・ロルフ博士について
ロルフィングを開発した、アイダ・ロルフ博士は、50年間に渡って、人間が効率よく機能するためのバランスのとれた身体を創り出す方法を研究しました。
「ロルフィングは治療ではなく教育である」と語っていた彼女は、1940年代に「柔組織（筋膜、筋肉、腱、靭帯など）を本来あるべき位置に戻す」というロルフ理論を生み出しました。1973年に米国コロラド州ボルダーにロルフ研究所が設立され、ロルファー（施術者）の養成や、ロルフィングに関する様々な研究活動が行われています。ロルフ博士は1979年になくなりましたが、この研究所によって養成され、認定を受けたロルファーは、世界中で活躍しています。